バリューエンジニアリング(VE)

随分長い間、ブログをお休みしていました。お恥ずかしい話ですが、ほぼ毎週末研修に追われ、また他の業務も重なり、ブログを後回しにしてしまっていました。

私達は4人で活動していますが、うち3人はVE(Value Engineering)に関する知識や経験をもっています。さて、VEとは何か?それは、製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、 システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法と公益社団法人バリュー・エンジニアリング協会で解説されています。もう少し平たく表現すると、お客様が求めている機能を満たしつつ、コストを下げる手法です。

よく聞く話として「競合が当社よりも安くしてきた。当社も安くしないと…」となりますが、ここでどのように対応すべきかを、検討する手法と言えるでしょう。ご存じの通り簡単そうで、とても難しい。それは経営をはじめ、部門横断的に全社的な活動にしないとならず、また、実施するにあたってはVEを理解した複数のメンバーがいないと上手くいかないのです。

なぜならば、専門的知識に裏付けられた幅広く豊富なアイディアとそれを実現するためには組織力が必要だからです。またアイディアを出しあう過程でも、人には多くの思考の癖(バイアス)や組織の壁、人間関係があり、そこを自覚していないと知らず知らずのうちにアイディアが出なくなります。それでは、大きな価値向上が期待できなくなってしまいます。

コストを下げたいがどう検討を進めたらいいか、新しい価値を生み出したいが上手くいかないというニーズがあれば、ご相談ください。私たちがアイディアを出せる訳ではありませんが、従業員の方々のアイディアを引き出し、製品化までの活動をご支援することは出来ると思います。

 

詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください

公益社団法人日本バリューエンジニアリング協会 (sjve.org)