さんま漁獲量を調べてみました

 データは全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)が公表しているデータを基に筆者が作成したものです。2008年には34万トンあったものが、昨年は3万トン。10年ちょっとで10分の1以下になっていました。

 私が特に記憶しているのは2006年仙台にいたころ、一尾50円で販売されていました。その値段は極端ですが、それでも毎年100円前後だったと思います。さんまが不漁になった原因は様々言われていますが、ここでは記しません。ただ事実は、今となってはどこに行っても、そのような値段では販売されていないということ。あのご馳走があの値段で食べられたのが特別なことであったのかもしれませんが、やはり心配になるのが、さんまだけで済むのかということ。これからも自然の恵みを人が得られ続けるための研究や人々の我慢も含めた努力が必要ではないのかと考えてしまいます。