Japan Venture Awards 2021で新たな発見をしました

今年のJapan Venture Awards(ジャパンベンチャーアワード)はオンラインで開催されました。今年の経済産業大臣賞には家庭型「LOVOT」を世に出したGROOVE X株式会社が受賞されましたが、林社長のプレゼンがよく聞きとれなかったのが残念でした。ただ、この製品が多くの人を救うものになることを皆さんが感じていることもあり、プレゼン時の不具合を跳ね除けての受賞となりました。

Japan Venture Awards 2021|創業 ベンチャー (smrj.go.jp)

 

皆さんの素晴らしい発表の中で、今年私が一番惹かれたのはJVA審査委員会特別賞を受賞されたエレファンテック株式会社でした。実は同社の案内_JVA2021_AwardsProgram_bunkatsu (smrj.go.jp)ではさり気無くしか書かれていないのですが、電子回路を作る際、従来の技術は”不要な金属は溶かして流す”というスタイルのため環境に大きな負荷を掛けているのですが、それを大幅に抑制する技術で電子回路を生産しているとのこと。清水社長ご自身も「社会的意義のあることだが、最近のベンチャー企業におけるメインストリームではないので、モノづくりの企業として受賞出来たのは嬉しい」とコメントされています。そして、日本が再び技術で世界に勝つことを目指し、同社も技術を磨いているとのことです。

 

SDGsは流行りとして使われているところもありますが、エレファンテック株式会社のような会社が日本からどんどん出ていくことは、持続可能な世界を日本が守ることに貢献できるのではないかと思います。エレファンテック株式会社のこれからの活躍に期待したいと思います。